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 ■  当社技術のご紹介

    当社が、各種産業界の非破壊検査その他の分野におきまして、検査の効率化、精度の向上、検査業務の省力化を目指し培ってきた非破壊検査技術、システム開発、検査機器等の一端をご紹介致します。

◯産業界全般 
Thru-VUシステム/保温配管のリアルタイム検査 

放射線源と半導体センサーを組合せ、装置を走行させながら、配管等の腐食を広範囲に検査できます。またプラントの操業中に、配管保温の上からの検査も可能です。
リアルタイムで連続的なデジタル処理を行い的確に評価します。Thru-VU検査の結果、詳細な検査が必要な部位のみプラント停止時に検査を行えば良いため、停止検査の時間を大幅に短縮でき、全体的な検査コストを低減できます。
腐食検査以外の用途として、配管内スケールの厚み測定、異物調査にも活用可能です。
半導体センサーの高性能化に伴い、ガス配管等では直径6m、油・水配管では直径0.75m程度まで探傷が可能です。
 


MsSガイド波探傷装置/長距離配管の腐食検査 

磁歪センサー(コイル)を使った超音波ガイド波探傷法で、配管の腐食を検査します。1センサー位置で両側各10m以上と長い範囲を効率良く検査することが可能です。保温材下配管の外面腐食スクリーニング調査に適しています。
 

UT-two/超音波ピッチキャッチ法による配管腐食検査 

超音波透過法によって腐食部における散乱減衰の変化を調べモデル化した模擬腐食との対比することで腐食の深さを解析・評価する手法です。
防油堤、防液堤貫通部配管、架台接触部配管等の外面腐食状況を検査します。
吊上げ等の付帯工事を殆ど要せずに、腐食の程度を評価することが可能です。
 

CR/ポータブルコンピューティッドラジオグラフィ 

X線フィルム撮影に代わる新しい技術で、IP(イメージングプレート)により現像が不要となり、短時間で画像観察が可能です。また専用ソフトウェアにより画像解析、配管の肉厚計測、配管腐食調査等、様々なデジタル解析、計測を行なう装置です。コンパクトで軽量のため運搬が容易、検査現場へ持ち込みが可能です。
 

MOGRER/配管内自走ロボットによる検査システム 

「MOGRER」とは、配管の内部で自走する検査ロボットの総称で、カメラとレーザー光により配管内部の状況を検査するシステムです。標準タイプMOGRER-Tの配管適用サイズは150/200A,250A,300/400Aの3種類です。
従来のMOGRER-Tシリーズの他、650A配管に適用可能な直線レーザースリットを搭載したMOGRER-Uを追加しました。
更に垂直配管(最長200m)に適用可能なリングレーザーを搭載したMOGRER-V等、様々な検査ニーズに対応できる様、ラインアップ化しています。

【MOGRERシリーズの主な検査用途】
・CCDカメラによる配管内面の腐食等調査(直視、側視)
・レーザスリットによる腐食の概略深さとサイズ、溶接部欠陥の把握
・リングレーザーによる配管の変形確認。
・蒸気配管のスケール調査、給排水配管等のライニング調査
MOGRERシリーズ以外にも、多岐の用途に適用可能な検査ロボットの開発・実用化に取り組んでいます。
 





◯石油化学、石油精製、ガス関連分野(応用技術) 
浮屋根タンクのゲージポール・ガイドポール検査(Thru-VU応用) 

Thru-VUの応用技術で、足場架け等大がかりな付帯工事なしに、垂直配管腐食状況のX線検査を短時間でモニタリング検査することが可能です。
ポール中央部の周溶接継ぎ手のRTフィルム撮影も可能です。
他、製鉄所配管の健全性調査等での検査実績もあります。
 

保温タンクの保温下外面腐食検査(Thru-VU応用) 

Thru-VUの応用技術で、タンク開放検査に合わせて保温材を撤去せずにそのままの状態で保温下外面腐食の状況等をモニタリング検査することが可能です。
検査実施例では、放射線源(コリメータ)をタンク内面側、センサーをタンク外面側に配置し、各々を同期スキャニングし、画像データを採取します。
 

タンク側板保温リング部の腐食解析(UT-two応用) 

タンク側板保温リング部に発生する外面腐食を錆こぶを取らずに超音波透過法(UT-two)を用いて減衰、散乱信号等の受信信号の変化を捉えて腐食解析を行い、腐食の深さを求めることが可能です。検査実施例ではタンク内在液中での検査を行っています。写真は、UT-two検査実施後に、実機側板サンプルを採取し、裏面側から超音波肉厚測定を行い、検査精度の検証を行った例です。
 

ガス本管・支管の検査ロボットシステム(RFEC技術応用) 

ガス会社と共同開発したシステムで、リモートフィールド渦流探傷(RFEC)技術を利用し、強磁性管の検査を管内でロボットを走行させながら可能としています。RFECセンサーの製作・納入実績として直径40A〜300Aの様々なサイズを有します。
 

◯建築土木分野 
建築構造物の耐震調査、耐震診断のためのデータ採取 

非破壊検査技術を駆使して、建築構造物の耐震調査と健全性に係わる診断データの採取を行います。広島県周辺地区では、一部外部委託も含め、耐震診断(診断計算)評価及び補修提案を含めた総合耐震診断も行っています。
 

サーモグラフィ、RCレーダー法等による構造物の調査点検 

赤外線サーモグラフィにより、建物の温度分布を画像処理し、壁面のひび割れ、浮きの調査を行います。RCレーダー(電磁波)、X線装置により鉄筋の位置、深さを調査する他、埋設ケーブル探査機(電磁誘導法)により地中、コンクリート壁内のケーブル位置を調査致します。
コンクリート構造物の配筋探査技術者に関しては2008年度より技術資格者の機関認証制度が制定されています。
 

◯熱交換器伝熱管(細管)の検査技術 
渦流探傷検査(ECT) 

渦流探傷検査(Eddy Current Testing)は、電磁誘導作用によって試験体に発生した渦電流の変化を検出して探傷試験を行う方法です。
銅合金、ステンレス、チタン等の非磁性材熱交換器細管の保守検査に広く用いられ、経年での減肉量進展比較が可能です。

適用部位も直管部及びUベンド部の減肉のみならず、自社開発した特殊プローブにより各部位の割れ探傷、管板探傷を可能とし、特殊プローブの組み合わせによりローフィンチューブのランド部やコルゲート管等の特殊形状管への適用も有効です。
 

リモートフィールド法(RFECT) 

炭素鋼等の強磁性材は透磁率が大きく表皮効果により渦電流が内部に充分浸透しないことや、磁気特性の不均一により雑音が生じ探傷が困難でした。
リモートフィールド法は管壁を通過して外面を伝搬する間接磁場の変化をきず情報とし検出し減肉評価を行う探傷試験です。

全数検査が求められる熱交換器や内面スケールの完全除去が困難な熱交換器への適用は水浸超音波肉厚測定と比較し有効です。
 

水浸超音波肉厚測定(IRIS) 

磁性管、非磁性管を問わず高い検査精度を要求される部所に最適な探傷技術です。
水圧により回転タービンを高速回転させ超音波を管壁へ入射し、円周断面の肉厚データ(Bスコープデータ)を表示します。

RFECTの適用が困難なエアフィンチューブや厚肉管及びボイラー管曲がり部への適用も可能です。
 


◯その他
上記ご紹介した非破壊技術の他、様々な事業分野で当社の技術・製品サービスを幅広くご活用いただいております。
金属組織による材料劣化調査   

一般的な非破壊検査では把握できない材料そのものをレプリカ法によるマクロ、ミクロ観察、電子走査顕微鏡観察による評価を行います。


各種バルブの総合調査   

各種バルブの分解時に通常行われている目視検査、PT検査に加え、各種NDE法を用いて、損傷の有無、程度等を評価します。


超音波TOFD法   

容器の溶接部等の‘きず’損傷の調査に用いられる方法ですが、‘きず’両端での回析波を検出し、‘きず’のサイジング(大きさ把握)を可能とします。