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 ■ 非破壊検査ってなんですか

 


  物を壊さないで検査する。それが非破壊検査です。

    胃の調子が悪くて、病院に行ってレントゲン撮影をしてもらう。
    スイカをポンポン!とたたいて、中身のデキ具合を調べる。
    電車の車輪をハンマーでたたいて音を聞いてチェックする。
    自転車のタイヤの空気が抜けたとき、タイヤチューブを水に浸け穴を見つける。
    このように、みなさんの身近に非破壊検査は有るのです。


  工業界に非破壊検査はなくてはならない。

    工業界の急成長と共に、良い品質のモノをより早く、より安く作る必要にせまられてきた。
    そのために不良材料の早期発見、不良の生じない加工方法などのため非破壊検査が必要になってきた。
    高温、高速、高負荷と今の構造物は使用条件がきびしくなっている。
    内容物も腐食性、引火性、爆発性など危険がいっぱい。
    事故防止のための安全チェックが重要となってくるのは当然。
    性能に悪い影響を及ぼすキズが無いか、ユーザーサイドも重視している。
    ということで。非破壊検査無くして安全は語れない。

  ダッテ、こわれたり、爆発したらタイヘン!!

    原子力圧力容器・ボイラ・球形タンク・パイプライン・航空機・鉄道車両・自動車・船舶・建築・ロケットetc・・・
    そのヒトツひとつが非破壊検査を必要としている。ヒビ割れひとつ見逃せない。
    検査方法もますます精密さを必要とされてきたのは当然のこと。 検査方法の研究、開発も日々進められている。


  医学界と非破壊検査業界とは切っても切れないかかわりを持っている
    理由
      たとえば 球形タンクの誕生をチェック、ケガ・病気の早期発見、早期治療、ズット健康をチェックするわけ。
      定期検診もおこたりません。カルテだってある。

      多くの非破壊検査は医療診断と共通する方法をもちい検査をしている。

    X線CT
      脳の断面を細かく撮影、診断できるX線CT。
      非破壊検査としては 新素材・コンクリート・セラミック・美術品の鑑定・立木の年輪の検出などに適用。

    X線撮影(放射線透過検査)
      体の見えない所が撮影できるX線。非破壊検査としては すべての物の投影に適用。

    光学用ファイバー
      胃の検査をする胃カメラ。非破壊検査としては 狭い場所を検査するのに適用。

    超音波診断装置(超音波探傷検査)
      妊婦の腹部に置くだけで胎児の様子を見ることができる。
      非破壊検査としては 機械部品や溶接部に適用。

  非破壊検査の分類と内容をすこしだけ
  












  
 目視検査(肉眼・外観)
 VT:Visuai testing
表面の状態やキズを早くカンタンに
調べることができる
材料、機器、構造物などすべてに適用
 磁粉探傷検査
 MT:Magnetic Particie
    Testing
表面または表面直下の
キズを検出できる
磁石に吸引される強磁性材料だけに適用
 浸透探傷検査
 PT:Liguid Penetrant
    Testing
目にみえない表面の傷をカンタンな
操作で検出できる
金属でも非金属でも適用
 渦流探傷検査
 ET:Eddy Current Testing
ウズ電流を利用して小さなパイプ
などのキズの検出、
材質判別に適用
導電性の材料に適用











 放射線透過検査
 RT:Radiographic
    Testing
X線やガンマ線を利用して目に
みえない内部のキズを検出できる
金属材料、溶接部、鋳物、非金属材料に適用
 超音波探傷検査
 UT:Ultrasonic
    Testing
超音波の反射を利用して内部の
キズが検出できる
金属材料、溶接部、非金属材料に適用
  









  
 超音波厚さ測定
 
材料の片面に探触子を接触させるだけ
で厚さが測定できる
金属及び非金属材料の素材、機器、
構造物に適用
 ひずみ測定
 SM:Stress Measuremaent
構造物の表面のひずみが測定できる 主として金属でつくられた
構造物に適用
 アコスティック・エミッション検査
 AET:Acoustic Emission
    Testing
音響を利用して構造物の
健全性診断ができます
各種材料、構造物(地上地下海洋)
地すべり等に適用
 赤外線検査
 Infrared Ray Testing
赤外線を利用して表面温度分布の
測定ができる
高温設備、電力設備の以上及び
タイルなどの剥離の診断に適用